【撮りたて直送便~レフカダ島】ギリシャ小泉八雲没後110年記念事業「The Open Mind of #LafcadioHearn 」〜Courtesy ©Takis Efstathiou http://t.co/H9tPtcXZiE pic.twitter.com/vZWOomjglN
— アイリッシュネットワークジャパン東京 (@injtokyo) 2014, 6月 30
月別アーカイブ: 2014年6月
高嶋敏展さんの写真シリーズ「『知られぬ日本の面影』への旅」
島根県出雲市在住の写真家・高嶋敏展(としのぶ)さんが、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の著書『知られぬ日本の面影(Glimpses of Unfamiliar Japan)』に登場する島根・鳥取の各地を撮影した作品20点が、松江市からレフカダ市に寄贈され、7月に開館するラフカディオ・ハーン・ヒストリカル・センターで展示されることになりました。
以下、寄贈される全20作品。
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6月27日はラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の誕生日です。
野田正明さん《ラフカディオ・ハーンと開かれた精神のオディッセイア》
野田正明はニューヨークを中心に世界で活動する現代美術家で、1995年にタキス・エフスタシュウに招かれギリシャを巡りラフカダでラフカディオ・ハーンの生家を訪れハーンに関心を持った事から、ハーンの検証、足跡をたどりながら自身のアートの深化と文化交流に目覚めたと言えます。
2009年「日本ギリシャ110周年友好記念」にアテネのギリシャアメリカン大学キャンパスへ「ラフカディオ・ハーンの開かれた精神」の彫刻設置と同時にハーンをテーマにした展覧会、イベントが開催。
2010年には「小泉八雲来日120周年」記念に松江城天守閣で展覧会が開催され、宍道湖畔にアテネと同型の彫刻が両国が呼応するように設置されました。
この度のレフカダ・カルチャー・センターへの彫刻設置は「小泉八雲没後110周年」として3カ所目となります。
タイトルが「ラフカディオ・ハーンと開かれた精神のオディッセイア」となったのは、ハーンの生地であり彼の苦難の旅「オディッセイア」の始まりを示唆しています。
広がり対峙する2つの翼はハーンの若さ躍動感と共に、東洋と西洋を表し2つが中心で結ばれ空間にハートが形成されることで、ハーンの求めた東洋と西洋とのグローバルな「共生」を象徴しています。
文学者ハーンの世界が彫刻やアート展でビジュアル化されこれまでになく世界中の関心を集め、国際交流の幅を広げつつあります。